【高橋しん著】最終兵器彼女【全7巻】
学生の間に一度は読んで欲しい漫画の1つ。
これは少年と少女の恋愛漫画。
恋愛が苦手な主人公【シュウジ】と、彼女の【チセ】の不器用な恋愛模様から始まります。
しかし、この漫画はいわゆる【セカイ系】と言われる終わりゆく世界での恋の物語。
片田舎で暮らすただの学生である二人を、残酷にもこの漫画の【当事者(あるいは中心)】に変えてしまいます。
巻を追うごとに彼らの置かれる状況は悪化します。
イチ学生には抗いようのない強大な力の波に飲み込まれ、流され、執拗にも二人の恋路を邪魔してきます。
二人は大いに迷い、決断し、時には諦め、求め、抗い、やがてエンディングを迎えます。
このエンディングは読んだ人にしかわからない【複雑な感情】が生まれることでしょう。
もし、あなたがまだ【最終兵器彼女】を読んでいないなら、読み終わった後に
「なんでもっと早く読んでなかったんだ……」
と後悔すること間違いなしでしょう。
余談ですが高校生の頃、クラスメイトにこの漫画を貸したら教室でボロボロ泣き始めたことがありました。
一巻の半分の時点です。
それはさすがに早すぎだろ、とは思いました(笑)
しかし、少なくとも私は同じところで一度、全身に鳥肌が立ちました。
エンディングには賛否がわかれると思いますが、少なくとも読む価値があったと思える作品です。
是非、お手に取ってみてはいかがでしょうか。
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